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「愉快のしるし」永井宏著 信陽堂

「愉快のしるし」永井宏著 信陽堂

 

「愉快のしるし」永井宏著 信陽堂
1995年から17年間にかけて書かれたエッセイを集めた1冊の書。言葉を選んで書かれていると感じ、読書の心地よさを味わえます。

海に近い葉山や鎌倉の人びとの何気ない暮らしや季節などを感じられます。そこには過ぎ去りし時間が流れている。2022年の今とは、少し違う時間の流れ方。何気ない一言が、すっと染みる。

こういう文章や言葉って、紙のほうが心にしみるような気がしませんか?

結構中身があって、贅沢な時間をゆっくりと味わえます。さっと読み流す類の本にはない心地よさがあり。こういう本を読んでいる時は、私たちの頭の中には、どんな脳内物質が出ているのでしょうか?

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著者の他の書、「雲ができるまで」もおすすめです。

ソーシャル・ヘルスケア協会の将来のビジョンには、「本」も大切な一部として位置づけています。知を得るための本だけでなく、文章を読むことで癒されたり、本を通して他の人とつながったり。それもまた、健康につながっていきます。そんな本の場づくりを通しても、「ソーシャル・ヘルスケア」を推進できたらと思っています。これから、様々な本を共有させて頂きます。お薦めがあれば、「問い合わせ」からお知らせください♪