About - 協会について

代表理事からのメッセージ

 

いのちは、こころとからだの調和やバランスが保たれることによって存在し、維持されています。私たちは、時に人間のいのちを維持している調和が乱れ、保たれていた均衡が崩れ、いのちが失われてしまう場面に出会ってきました。

いのちは、さまざまなものによって生かされています。「不調」が顕在化している「部分」だけに目を向けて西洋医薬を施しさえすれば、全体の調和やバランスが図られて病を克服し、健康でいられるというものではありません。

日本には従来、四季折々の豊かな自然があり、そこでは菌類、動植物などのさまざまな生物が育まれ、私たちもそれらを取り入れて生かされています。いのちは連なって存在し、そこに調和が存在することによって、維持しているのです。

私たち人間はまた、それぞれの地域特有の歴史や文化(生活様式、食、価値観、考え方)など、人間がつくってきたさまざまな外的要因の影響を受けています。これらすべてが、こころ・からだと深くつながっています。

 

私たちは新型コロナウィルスのパンデミックを通して見えた人びとの行動を目の当たりにして、根本的ないのちのしくみについて、また、公衆衛生行政や医療行政、地域看護・公衆衛生看護活動のありかたについて考えさせられました。

こころとからだの調和・バランスを図ることで、いのちをよりよい状態に維持することが大切です。そのためには、ひとりひとりが自分の心とからだを知り、自分自身に本来備わる力を信頼し、それらの調和・バランスを保とうとするケアを、必要な知識を得て自ら考え、自分に対して行ってあげられることがとても大切です。

 

わたしたちは、その人が生きる自然環境や社会にも目を向けて、人と人、自然や社会との関係を取り持ち、自然や社会、他者との調和した関係のなかで、ひとりひとりが自分のこころとからだをケアし、いのちを育んでいけるようにしていきたいと思っています。

 

代表理事 川崎 千恵  

 

協会概要

 

団体名

一般社団法人ソーシャル・ヘルスケア協会 Japan Social Health Care Association

設立

2023年2月21日

事業内容
  1.  ソーシャル・ヘルスケアに関する情報収集、知識や技術の普及啓発、啓蒙活動、情報発信
  2. ソーシャル・ヘルスケアの提供:健康や生活等に関する相談・保健指導
  3.  ソーシャル・ヘルスケアの推進に必要な知識や技術の習得のための教育(講座の開催)、個人・国内外の関連機関・団体・企業・自治体等へのコンサルティングや人材育成などの実施
  4. ソーシャル・ヘルスケアを推進するイベントやツアーの開催、地域の資源開発
  5. ソーシャル・ヘルスケアの講座受講修了者の認定・認証・検定・資格付与
  6. ソーシャル・ヘルスケアに関連する調査・研究、ならびに、知識や技術を提供する媒体の提供サービス、調査・研究に係る刊行物の発行等
  7.  国内外の関係機関・団体・企業・自治体等との交流、連携、共同事業の実施
  8.  (1)~(7)に関わる教材、商品等の企画開発、製造、制作、管理、卸、販売
  9.  その他当法人の目的を達成するために必要な事業
 
事務所所在地

東京都西東京市

現在の主な活動場所

長野県、奄美大島、首都圏近郊

協会の定款

一般社団法人ソーシャルケア協会定款_.pdf 

 設立者プロフィール

川崎 千恵 Chie Kawasaki(代表理事)
看護学博士Ph.D.(公衆衛生看護学/聖路加国際大学)看護師RN・保健師PHNs・社会福祉士・総合旅行業務取扱管理者
経歴:同志社大学、京都府立医科大学医療技術短期大学、聖路加看護大学大学院卒。医療機関・訪問看護ステーション(看護師)、地方自治体(保健師)、厚生労働省(看護技官/係長)、国立保健医療科学院(主任研究官)、長野保健医療大学(教授)にて勤務。全国の自治体保健師・地域包括支援センターや居宅介護支援事業所職員等の教育・コンサルタント、児童虐待・高齢者虐待等困難事例のスーパーバイズ、自治体の母子保健や自殺対策に関する委員会委員・委員長、住民対象の健康教育やボランティア養成講座講師などを行ってきた。現在、日本公衆衛生看護学会・日本看護科学学会査読委員、長野県保健師人材育成検討委員会委員。長野県自治体保健師の教育、研究活動を継続しながら、上海中医薬大学付属日本校中医学科に所属し中医学を学ぶ。

https://researchmap.jp/kawasaki-chie

安武 綾 Aya Yasutake (理事)
看護学博士Ph.D.(地域看護学/聖路加国際大学)看護師RN・保健師PHNs・CIF認定Time waverセラピスト、現在熊本県立大学准教授。

田中 あさみ Asami Tanaka (設立協力社員)
琉球大学医学部看護学科卒、看護師RN・保健師PHNs
経歴:医療機関・訪問看護ステーション(看護師)地方自治体(市区町村保健師)にて勤務。現在、奄美大島で行政保健師として地域の医療・介護体制の整備に従事している。

小林 えり子 Eriko Kobayashi (相談役) 運営/経理に関する相談役

前田 和明 Kazuaki Maeda (相談役) 運営に関する相談役