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温泉効果♨

温泉効果♨

2023.10.15
秋が日一日深まっています。皆様、休めましたでしょうか。今日は温泉の話♨
長野県には温泉地が215(全国2位)あります。1位は北海道。源泉総数ではやっぱり大分県、鹿児島県が多いとされます。さすが九州。活火山大国ですね!この週末は長野県高山村の温泉をハシゴしました。
高山村は北信地方にあり、人口6649人の山間の村で、面積98.5k㎡、85%が森林、標高差1600m という独特の地形の村。ワイン、林檎やブドウなどのフルーツ栽培もさかんです。小布施町などから車で15分も行けば、秘境感たっぷり!役場の建物も目をひきます。そんなに古いわけではないようですが。内装はリフォームが終わり、とてもスタイリッシュに癒し空間となっていました。村民の皆さんはどのように活用されているのでしょうか?!
20231015 Takayama 7
そして温泉が7-8箇所もあり、源泉かけ流しを楽しめます。その中に、珍しい療養泉/含よう素泉もあります。それが、今回お邪魔した子安温泉です。含よう素泉は非火山性の温泉に多く、放置すると黄色く着色するそうです。引水により総コレステロールを抑制するとのこと。よう化イオンを10mg/kg以上含む温泉が該当します。
 20231015 Takayama 2
療養泉には色々あり、泉質ことに色々な適応症があるといわれます。
20231015 Takayama onsen integrate
                                                        (https://www.env.go.jp/nature/onsen/docs/ha.pdf)
今回は他に山田温泉にも行ってみました。信州高山温泉郷の代表格です。子安温泉同様に、鄙びた木造の浴室、浴槽で、気持ちも落ち着きます。こちらの山田温泉大湯(日帰り入浴施設は開湯200年!桃山風建築ということで、荘厳な雰囲気があります。写真撮影禁止のため、昔ながらの風情のある浴室はご紹介できませんが、検索していただければ見られますよ。温泉街はこじんまりしていますが、落ち着くので、1泊されてはいかがでしょうか?こうした雰囲気や香りによってもリラックス効果があります。また、村の方々が入りに来ている温泉は和みます。 
20231015 Takayama 5
温泉には物理的な効果(温熱、浮力、水圧)、化学成分による効果(泉質により、清浄効果、収斂効果、殺菌効果、内臓機能の回復効果等)、変調効果(ホルモン分泌機能、自律神経等神経系の機能を調整する効果)があるほかに、温泉の周辺環境や温泉に行くことによる精神的な安定や鎮静効果、ついでに採る食事による効果、入浴後の休養による効果などの間接的生体調整作用があります。精神的にリラックスでき、痛みの緩和がはかられ、副交感神経の働きによる諸効果が不随するという!!
きちんとした科学的な根拠も得られています。放射線(ラドン)も温泉治療としての有効とされていますね。自然環境中の放射線源としてのラドンのリスクも言われるなか、不思議ですね?!この話はまたの機会に。
カラダを温めることの様々な効果に加え、泉質や温泉に行くということによる効果など様々な効果が期待されるので、手軽なケアの方法の1つ、ともいえるでしょうか。そんな温泉にすぐに行ける地域に暮らすことの幸せ。地域の人々の憩いの場としても大切な存在ですね。
ついでに、珍しい玄そば8.5割のお蕎麦を頂きました。地元高山村産のそば粉を使って、毎朝手打ちされているそば。風味と歯ごたえがあり、本当に美味しく、五感で心とカラダによいことをしてあげられたと思いました。
♫皆様もぜひお出かけください♫ 

20231015 Takayama8 soba